人生の転換期は、大切なものを取り戻すチャンス

 

人生の転換期だ、と思うことってないですか?

 

 

私はけっこう何度もありました。

新型コロナの影響で世の中が大きく変わった今、人生の転換期だと感じる人は多いかもしれません。

 

 

じつは、そういうときって、

心身の奥のほうに封印している宝物を取り戻すチャンスだと知っていますか?

 

 

人は、社会でやっていくために、

親や、先生、上司に認めてもらうために、

成功するために、

なんとか自分なりの社会適応のし方を身につけます。

 

 

そして、そのやり方には、人それぞれの癖があります。

 

人に合わせるというやり方でだったり、

責任をひとりで背負って頑張るやり方であったり、

言われたことに従うやり方だったり。

 

自分さえ我慢すればと我慢するやり方だったり、

人を助けるというやり方だったり、

トラブルを避けるために調整役になるやり方だったり、

目立たないようにしたり。

 

 

人の癖はいろいろです。

いくつか技をもち合わせている人もいます。

 

 

 

技といいましたが、

本当に、それらは技です。

スキルです。

 

 

過去に学んだスキルで、

世の中で、家庭で、やっていくため

たしかに、以前は、役に立ったのです。

 

 

 

でも、人生の転換期では、

その慣れ親しんだ技が通用しなくなることが多いのです。

 

しかも、その技自体がその人を苦しめるのです。

 

そして、技をつくった心の癖を見直さないことには、

先へ進めなかったりします。

 

つまり、もっと大きくなれ、ってことです。

あなたの魂が、

もっと広い視野で、より豊かな現実を生きたい、といっているのです。

 

 

 

じつは、人生の転換期というのは、

自分のなかにしまってある宝物をみつけるチャンスなのです。

 

 

あなたも、社会で頑張ってやっていくために、横に置いてきたものがあるのではないですか?

 

もしかすると、奥の方にがっちり隠してしまって、自分でもわからなくなっているかもしれません。

じつは、私がそうでした。

 

 

私の場合、

表現しない、という癖がありました。

表現しないことで、やっかいごとを回避してやってきました。

社会に出て、人前で話せるようになっても、

Noを言えるようになっても、

どこか自分にとって一番大事なものは表現していませんでした。

意図して表現しなかったわけではなく、

無意識に身につけた癖がどうしても抜けなかったのです。

 

 

たしかに、それで

家のやっかいごと、会社や人間関係のやっかいごとを避けてこられたところもあります。

でも、逆に、自分にとって大事なことを表現しないことが、私を苦しめていました。

 

そして、あるときから、前へ進めなくなったのです。

 

 

 

どんなふうに自分にとって大事なことを表現する生き方を獲得していったかは、

長くなるのでここでは語れませんが、

人生の転換期をこえて、私は、自分にとって大事なことをちゃんと表現するようになりました。

 

すると、私の魂レベルで大切にしていることが、

心の中だけでなく、

リアルな世界に立ち現れてきて、

心底生きたい現実をつくっていけるようになったのです。

 

 

人生の転換期は、置いてきた宝物を取り戻すときです。

もともとあったのに忘れていた宝物を取りに帰って、もっと自分らしい自分として生きるきっかけをくれます。

あなたの魂に寄り添ったような、

より豊かで、奥の方から潤う現実をつくっていけるようになるのです。